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- 1.プロローグ:ポストに届いた一通の「通知」
- 2.結論:家賃の値上げは「断れる」
- 3.実録:管理会社へ送った交渉メール
- 4.結果:わずか数日で「据え置き」の回答
- 5.まとめ:最強の投資は「固定費の削減」にあり
1.プロローグ:ポストに届いた一通の「通知」
最近、投資や資産運用の記事を書いてきましたが、今回は「攻め」ではなく「究極の守り」の話です。
先日、ポストを開けると管理会社から一通の封筒が届いていました。中身は「賃料改定のお知らせ」。
内容は、次回の更新時から月額10,500円(賃料+共益費)の値上げをするというものでした。
月1万円。年間で12.6万円。
3歳以降の児童手当は年12万円。それが通知一枚で消し飛ぶというのは、家計を守るパパとして見過ごせない事態でした。
2.結論:家賃の値上げは「断れる」
結論から言うと、家賃の値上げは一方的な通知だけで決まるものではありません。
法律(借地借家法)では、借主と貸主の「合意」が前提です。もちろん、周辺相場が急騰しているなどの正当な理由があれば別ですが、納得がいかない場合は誠実に「再考」をお願いすることができます。
今回、私が実際に行動して「据え置き(値上げなし)」の回答をいただくまでに送ったメールの全文を公開します。
3.実録:管理会社へ送った交渉メール
私は、公式サイトのお問い合わせフォームから以下の内容を送信しました。ポイントは、感情論ではなく「契約時の背景」と「客観的な予算」を伝えたことです。
件名:賃料等改定の通知に関する再考のお願い
いつも大変お世話になっております。◯◯(物件名)に入居しております◯◯(氏名)です。
「賃料等の改定に関するお知らせ」を拝見し、内容を確認いたしました。通知に記載のあった賃料および共益費の増額(月額10,500円の引き上げ)について、慎重に検討いたしましたが、以下の理由により現在の条件での更新を希望したく、再考をお願い申し上げます。
1. 入居時の予算背景について
本物件の契約当時、子供が生まれたばかりであったことから、将来の教育費や貯蓄を考慮し「家賃および共益費の合計を〇〇万円前後」に収めることを絶対条件としてお部屋探しをしておりました。現在の〇〇円という金額も当時の予算内では上限に近い設定であり、今回の改定案(合計〇〇円)は生活の前提としていた予算を大幅に超過するため、承諾することが困難です。
2. 家計への影響について
通知には物価上昇等の記載がありましたが、借主側も同様に日用品や光熱費、育児費用の高騰に直面しております。月額1万円を超える固定費の増額は家計への影響があまりに大きく、到底受け入れられるものではございません。
3. 今後の入居について
本物件については大変満足しており、今後も長く住み続けたいと願っております。これまで賃料の滞納等もなく、良好な関係を維持してきたと考えておりますので、空室リスクを避けるためにも、何卒現行条件のままでの更新をご検討いただけないでしょうか。
つきましては、次回の更新手続きに向けて、現行賃料および共益費での据え置きが可能か、改めてご協議の上、ご回答をいただけますと幸いです。
なお、今後のやり取りの記録を正確に残したいため、まずはメールにてご回答いただけますようお願い申し上げます。
以上、何卒よろしくお願い申し上げます。
4.結果:わずか数日で「据え置き」の回答
送信してから数日後、管理会社から届いた返信は驚くほどスムーズなものでした。
「ご入居者様のご事情がございますことも重々承知しておりますので、今回は従前の条件のまま、据え置きにて更新させていただきます」とのこと。
5.まとめ:最強の投資は「固定費の削減」にあり
今回の交渉にかかった時間は、調べ物を含めても1時間程度です。
たった1時間の行動で、今後2年間の支出が25.2万円(12.6万円×2年)変わりました。
投資で利益を出すのは時間がかかりますが、「決まった支出を削る」のは即効性があり、しかも非課税です。
もし皆さんの元に値上げの通知が届いても、諦めて判を押す前に、一度自分の「守りたい予算」を根拠に相談してみてはいかがでしょうか。その一歩が、何百万円もの資産運用と同じ価値を生むかもしれません。




